セルカ棒が国内強化規制なんと海外では禁固刑!禁止場所やその理由について
どうもオモサンです。
最近、円安や免税範囲拡大などが追い風の日本。都内どこへ行っても外国人旅行客ばかり。。。それもどこの国の人!?とガン見してるのは、私だけでしょうか?
とある日。
通勤途中のいつも人混みが凄まじい渋谷スクランブル交差点を今日こそは1度も人にぶつからないように渡りきるぞ!と気合を入れ歩いていた私の目の前に突如何かの物体が視界を一瞬塞ぎ、次の瞬間。顔をかすめ、ビックリして足を止めて空を見上げて、よ~く見ると金属棒のようなものが、、、
ワォ!!スマートフォンが浮いている。。。
なわけありませんよね。(笑)
その正体は、今まさに大流行のセルカ棒(自撮り棒)でした。
今、このセルカ棒をめぐり国内各地のテーマパークや駅構内で、トラブルが後を絶たず、ついに、次々と国内各地で規制強化が行われておりますので、皆さま、ご使用時にはマナー違反しないように、くれぐれもご注意を!!
そもそも、セルカ棒って?
日本のミノルタカメラ(現コニカミノルタ)が、人混みの中で頭越しに周囲を撮影したり、自分撮り以外の使用法等も提案した。近年、高校生を中心に、プリクラ等の自分撮りが広まり、さらにスマートフォンの普及により、発明から約30年の歳月をかけて、世界的に広まった自撮りをする為の長さ1mほどの棒状の器具。
自撮り棒とは、「自撮り棒」「セルフィースティック」「セルフカメラ」と言うことから、その略のセルカを用いて「セルカ棒」と呼ばれている。
大別すると 2種類 あります。
①セルフタイマーを前提にしたもの。
②グリップ内臓や本体とは別にあるリモコンで撮影操作をおこなうもので、無線の
Bluetoothや有線を使用しているもの。
なぜ規制対象なの?
②のグリップ内臓かリモコンタイプのセルカ棒を使用する際、Bluetoothや有線を使用するため、電波のルールを守らないと混信や妨害を起こしてしまいます。そこで、電波を発する製品には、電磁波適合認証が必要なんです。この認証を受けていないセルカ棒を使用していると罰せられる可能性があります。さらに認証を受けていても国外では、罰せられる可能性がありますので、要注意!!です。
えっ。。。ウソ!
いえ本当なんです。
電波法違反と罰金!?
事実、国内では、電波法違反違反となり、1年以下の懲役又は100万以下の罰金、韓国では、電磁波適合認証を受けていないものを販売すると、最高で3年以下の禁固刑又は330万以下の罰金に処されます。
では、どうすればよいのか、購入時には、下記の「技適マーク」が付いているものを必ず購入しましょう。
このマークは、無線を利用した機器が日本の電波法に基づく技術基準に適合していることを示すマークです。技適マークが付いていれば、無線局の免許を受けないで使用できます。
※また、技適マークのついていない外国規格などの製品をそのまま国内で使用することは法律で禁止されています。
国内と海外の使用禁止場所
国内:
・ディズニーリゾート(ディズニーランド・ディズニーシー)
・美術館、コンサート会場、博物館、サッカー場など
海外:
・ベルサイユ宮殿
・ナショナルギャラリー
・美術館、コンサート会場、博物館、サッカー場など
※上記以外にも、「伸ばした棒の先端などが、顔や体に当たると危険」なので、ご使用時には、禁止場所を確認したり周りの人への配慮が必要ですね。
今後どうなっていくの?
おそらく、混雑している場所などでの使用者との間でトラブル問題が増えていくと、施設などの運営側も責任を負えないため、だったら、いっそう使用禁止にしようとなっていくことでしょう。
ひとこと
購入時には、必ず「技適マーク」付の正規品を選び、技適マークのない海外規格などの製品は、いくら安くても絶対買わないこと。使用する際は、伸ばした棒の先端などが、顔や体に当たると危険なので、周りの人に迷惑にならないように。ついつい夢中になって、美術品や展示品等を破損さないよう気をつけて使いましょう。
ちょっと待った!
じつは、すでにお隣、韓国では、セルカ棒にかわる新たな「自撮りアイテム」が、登場してブームの兆しを見せているそうだ。
その名は。。
本日も読んでいただきありがとうございました。
オモサンでした。